腫瘍内科

腫瘍内科の主な役割は、がんの種類や進行度に応じた適切な治療法を患者様に提案・提供することです。病院の規模・役割により、「がん薬物療法」に特化した診療を行う場合や、診断からがん薬物療法・緩和ケアまで広くカバーする診療形態など様々です。

がんの診断

最新の医療機器を用いて、正確ながんの診断を行います。必要に応じて、生検（組織採取）や画像診断、遺伝子検査などを行い、がんの種類や進行度を特定します。

個別化された治療計画の策定

患者様のがんの種類、進行度、一般的な健康状態、および患者様の希望を考慮して、最適な治療計画を立案します。

治療の実施

「がん薬物療法」としては、化学療法、標的療法、免疫療法など、様々な臨床試験の結果に基づきがん治療を提供します。がんゲノム医療を含む個別化医療を組み込む場合もあります。

• 化学療法(殺細胞性薬剤)：がん細胞を破壊する薬剤を用いた治療です。
• 分子標的療法：がん細胞特有の分子や経路を標的とした治療です。
• 免疫療法：患者様自身の免疫の働きを活用してがん細胞を攻撃する治療です。

がんの種類や進行度に応じて、外科的切除や放射線治療と組み合わせることもあります。

緩和ケア

進行がん患者様に対しては、痛みや他の症状を管理し、生活の質の向上を図る緩和ケアも提供します。
緩和ケアについては、下記ページもご確認ください。

フォローアップと再発予防

治療後のフォローアップを通じて、再発や他の健康問題の早期発見に努めます。

後藤オンコロジークリニックの目指す腫瘍内科

まちかど　がんクリニックです。
気軽に立ち寄れるコンビニエンスストアのようなクリニックを目指します。

• 保険診療として、がん遺伝子パネル検査の適応があれば、検査可能ながんゲノム連携/拠点/中核病院へ紹介させていただきます。
• 十分標準治療が可能な場合、ご希望に合わせてがん診療連携拠病院等へ紹介させていただきます。
• 新薬治験・臨床試験の適格基準を満たす場合、ご希望があれば治験実施施設に紹介させていただきます。
• 標準治療終了後に、海外のガイドラインで一定のコンセンサスが得られている治療があれば提案させていただきます。