胸やけは、胸の中心や上腹部に焼けるような感覚が生じ、ヒリヒリする痛みや熱感、しみるような不快感を伴うことがあります。ほかにも下記のような症状を伴う時もあります。
高脂肪の食事やアルコール、カフェインの過剰摂取などでも健康な方に起こりやすいですが、繰り返し起こる胸やけは、食道や胃、十二指腸などの病気が原因である可能性があります。
実際に、進行した胃がんなどの重大な病気でも、症状が胸やけ程度にとどまる場合があり、注意が必要です。市販薬で一時的に症状が緩和できるため、受診が遅れ、疾患が悪化してしまうこともあります。胸やけが続く、または繰り返し起こる場合は、自己判断せず、早めに消化器内科を受診しましょう。
胸やけの原因
- 高脂肪の食事
- アルコールやカフェインの過剰摂取
- ストレスや食べ過ぎ
- 胃酸の逆流(逆流性食道炎)
- 胃や食道、十二指腸の病気
胸やけを繰り返す場合は、消化器の病気が隠れている可能性があります。症状が続いている場合は、「胃カメラ検査」などで胸やけの原因を明らかにして、適切な治療を受けましょう。