予防接種

インフルエンザワクチン接種

今年度準備中

コロナワクチン（コミナティ®筋注）接種

今年度準備中

帯状疱疹ワクチン（シングリックス^®︎）接種

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、免疫力が低下した時に再発し、強い痛みを伴います。
シングリックスは50歳以上の97%の方に帯状疱疹抑制効果があります。予防持続期間は9年が期待されています。
ワクチン接種の対象は50歳以上の方で､帯状疱疹ワクチンは２ヶ月間隔で２回接種が必要となります。

RSワクチン(アレックスビー^®︎)接種

このワクチンは、ご高齢の方がRSウイルスに感染して重症化するリスクを大幅に（約80%）減らす効果があります。
接種は任意ですが、特に悪性腫瘍（がん）や免疫力低下などの疾患お持ちの60歳以上の方は、接種をご検討下さい。

HPVワクチン(シルガード９^®︎)接種

HPVは、主に性交渉によって感染するウィルスで、性経験のある女性であれば50％以上が生涯で一度は感染するとされている一般的なウイルスです。米国からの報告では、ワクチン接種により13歳〜19歳の女子の子宮頸がんや感染が83％減少、20歳〜24歳では66％減少と報告されています。

HPVウィルスは子宮頸がん以外の癌（がん）の原因もなります。ワクチン接種により中咽頭がんや肛門がん、男性では陰茎がんの予防にもなることから、欧米では男性の接種も推奨されています。

麻疹・風疹混合ワクチン接種

大人になってから今まで一度もMR混合ワクチンを受けていない方や、子どもの時に麻疹か風疹のワクチンを既に1回の接種は受けたことがあるけれども、患者さんと接触することがないなどの理由で免疫を強化する機会がなかった方も、2回目の接種が推奨されています。
医療従事者や教育関係者の方は必ず2回の接種を受けることをお勧めします。

また、海外渡航される機会のある方も2回の接種が推奨されます。
風疹ワクチンの場合は、妊娠時に風疹抗体価を測定する機会があります。

免疫を持っていない場合は、次の妊娠に備えてワクチンを接種することが推奨されています。
授乳中でもワクチン接種は可能です。
予防接種を受けたか、感染したことがあるか不明な場合は、積極的にMR混合ワクチンを2回接種しましょう。

B型肝炎ワクチン接種

組み換えＤＮＡ技術を応用してつくられた、不活化ワクチンです。小児では持続感染を防ぎ慢性肝炎、肝硬変、肝癌の発生を予防することがワクチンの最大の目的です。
最も感染リスクが高いのは母子感染ですが、他の家族からや集団生活の中で感染する可能性も考慮し、なるべく早く抗体をつけることがすすめられます。
３回接種して抗体が獲得できる率は年齢が若いほど高く、効果は３０年以上持続します。現在国内では用いたウイルスの遺伝子型の異なる２種類のＢ型肝炎ワクチン（ビームゲンとヘプタバックス）が流通していますが、互換性があります。
副反応は接種部位の腫れ、痛み、発赤等が主で、発熱はほとんどありません。
※ヘプタバックスのバイアルのゴム栓にはラテックスが含まれていますのでアレルギーのある方には注意が必要です。