脳と腸は「脳腸相関」といって、お互いに影響し合っています。ストレスでお腹が痛くなったり、胃がもたれたりするのはこのためです。
「過敏性腸症候群」は、検査で異常がないのに下痢・便秘・腹痛をくり返す病気で、日本人の約1割にみられます。原因の一つが脳腸相関の乱れで、ストレスにより腸の動きが不安定になり、痛みや張りを感じやすくなります。
また、胃の不調が続く「機能性ディスペプシア」も同様に、脳腸相関の乱れが関係し、ストレスで症状が悪化します。
ただし同じ症状でも、大腸がんや胃がん、炎症性腸疾患などが隠れていることがあります。そのため、胃カメラや大腸内視鏡検査で異常がないか確認することが大切です。
生活習慣の見直しや食事の工夫で症状は改善できます。気になる症状があれば早めにご相談ください。

もうすぐ母の日です。赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」です。母の健康を祈って、健康診断を受けるよう勧めましょう。

